子どもの「左利き」は矯正すべきか否か? (2/2ページ)
■左利きはやめさせた方がいいの?
こればかりは家庭の方針ですので何ともいえませんが、どうしても右利きに矯正したい!という場合は、できるだけ早いうちから右手でモノを触るように誘導し、右手での動作がスムーズにできるようにサポートしてあげましょう。
一般的に、左利きの子どもは右手も器用に使えることが多く、「お箸や鉛筆は左手だけど、使おうと思えば右手でもできる」という子がたくさんいます。一方で、右利きの子の場合は、ほとんどの動作を右手中心で行って左手は補助として使用するので、左手の器用さが右手に追いつくことはあまりありません。左利きだからこそ、両手をたっぷり使って器用さを高めることが可能なケースも多いので、右手のみにすることでその子の力を抑えてしまうことのないよう、長所を伸ばせるようにサポートしてあげたいものですね。
(Nao Kiyota)