銃を学校に持ち込んだ生徒に対し、咄嗟に抱きしめることで悲劇を未然に防いだ教師(アメリカ) (3/4ページ)
彼に、生きる価値のある人生を抱えていることを知ってほしかったのです。
・精神障害に苦しんでいた生徒は自殺が目的
警察の調査によると、事件当時18歳だったグラナドス・ディアズは、精神障害に苦しんでいたという。
また、クラスメートや友人らの話では、少年はガールフレンドと別れたことを悩み、孤独を感じていたようだ。
事件当日、少年は校内のトイレで自殺を図るために散弾銃を持ち込み、他人に危害を加えるつもりはなかったと弁護士側は主張。自宅で自殺すると母親に遺体を発見されることになるため、それが嫌だったと少年は話していたそうだ。
・直感で行動したロウさんは、生徒を悲劇から救った
少年の命だけでなく他の生徒の命も救ったロウさんは、事件後このニュースが報じられるとヒーローと称賛された。
それについて、ロウさんはこのように取材で応えている。
“ヒーロー”と呼ばれることが正しいかどうかはわかりません。ですが、あの時私は偶然あの教室にいて、悲劇を止めることができました。
宇宙が、神秘的な方法で機能したのだと思っています。このような事件は、通常悲劇として終わりますが、神の意志によってそれが止められたのです。
クレイジーともいえる瞬間でしたが、ほんの一瞬で全てを迅速に分析し、直感で行動しました。なんといっても子供たちのことが大好きだから、コーチや警備員を務めているのです。
10月17日の裁判では、銃器所持と公共の建物内に銃器を持ち込んだ罪および無謀な危険を犯した罪について無罪を主張していたグラナドス・ディアズに3年間の保護観察処分が言い渡された他、判決の一部として精神治療を受けることが命じられた。