「スポーツ」を科学するってどういうこと? 「スポーツ科学」の研究者に話を聞いてみた #学問の面白さ (2/5ページ)

学生の窓口

スポーツ観戦

見る人がより楽しめるコンテンツを作ることができれば、プレーする側のモチベーションにもつながりますから、観戦方法は非常に重要です。スポーツに興味がない人に関心を持ってもらうための仕掛けを考えることも、スポーツ科学の研究の一つなのです。

それともう一つ、「健康の維持・増進」も重要な研究です。極端な話ですが「寝たきり」になったとしても、スポーツを楽しむ方法を考えています。

このように、スポーツ科学とは「スポーツをキーワードにしたあらゆる研究」を含みます。

――その中で、先生が主に研究されているのは何でしょうか?

「スポーツを通した高齢者の生きがいづくり」ですね。年齢を重ねても元気に過ごせる体作りの方法や、気持ちの持ち方、高齢になっても楽しんで過ごせる社会作りをテーマに研究しています。

スポーツが好きなら誰もが研究者

――スポーツ科学の魅力は何ですか?

「スポーツが好きであれば誰でも参加できる」という点でしょうか。

研究者やずっとそのスポーツを実践してきた選手だけでなく、メディアや広告代理店といった、スポーツを支える人たちなど、あらゆる業界の人が一緒になって研究を行い、スポーツの発展に貢献できます。

――専門の研究者以外も取り組めるのですね。

 あらゆる企業がスポーツと関連している時代です。それだけに「さまざまな出会い」の機会が得られ、見識が広められるのも、この研究の魅力ですね。

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