酔いが覚め後悔…戦国武将・福島正則の酒好きが災いした失態エピソード (3/3ページ)
それでも断り続けた友信に正則は「黒田武士は酔えば何の役にも立たない酒に弱い者ばかりなんだな」と侮辱の言葉を浴びせます。
一方的に家中を馬鹿にされた友信は黒田武士のメンツを守るため、大杯を一気に飲み干し、さらに数杯飲み干しました。
友信は正則の約束を守ったので、正則が秀吉から賜った天下三名槍の一つである「日本号」を褒美として持ち帰りました。
酔いが覚めた時に訪れた後悔翌日、酔いがさめた正則は酔った勢いでやってしまったことの重大さを身に染みて思い知ります。そして、友信に日本号を返すよう促す使者を出しますが、友信は「武士に二言は無用」とばかりに使者を突き返しました。
友信はその後日本号を愛用の武器とし、朝鮮出兵で武功を挙げました。
この話から現代でも知られる有名な一節が誕生この話は後に「黒田節」という福岡県福岡市の民謡のモデルとなります。
「酒は呑め呑め、呑むならば、日本一(ひのもといち)のこの槍を、呑み取るほどに呑むならば、これぞ真(まこと)の黒田武士」の一節はあまりにも有名ですね。
また、日本号はこの話から「呑み取りの槍」の別名がつけられるようになりました。
酒は飲んでも飲まれるなお酒は人を変えると言いますが、正則はお酒を飲むと横暴な一面が目立ったようですね。正則のような状態になると酔った後に自分がやったことに気がつかなくなるのも窺えますね。
酒好きと言えども人なので、飲み過ぎると酔い始めてくるのは必然のこと。お酒は嗜む程度にとどめたいですね。
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