英国ウェルズ大聖堂に勤務する猫、ルイス氏にスキャンダル勃発。3件の犬襲撃事件の容疑がかかる(追記あり) (3/5ページ)

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大聖堂にあるラジエーターの側もお気に入りの寝場所である

 この騒動は、おみやげ屋の店員デビー・シェパードさんの耳にも入った。

 「確かにシャーっという声は聞こえましたが、慌てて外を見るともう落ち着いた感じのルイスが通りを歩いていました。本当に優しい子なんです。あの子が突然凶暴になるなんてちょっと信じられません。」

 英サマセットのシェプトン・マレットに住むという女性はこう語る。

 「何日かして息子とその彼女と一緒に大聖堂を訪れました。そこでレジの後ろに置かれたバスケットの中で眠っているあの猫を見つけたんです。それで皆で撫でてみました。そのときは本当に大人しい良い子でしたよ。襲撃事件を起こした猫だなんて信じれらませんでした。」 

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 2つ目の事件についてもルイス氏に容疑がかけられている。ゾーイ・ヒースさんは大聖堂の西口の前で兄弟の犬が大きな茶色の猫に襲われたときの様子を語る1人だ。

 「犬は危うく失明するところでした。あれはルイスだと思いますよ。」
 
 3つ目の事件の目撃者は町の法廷で廷吏を務めるレン・スウェールズさんだと言われているが、ルイス氏であるとは断言できないという。ルイス氏とそっくりな猫がいるので、その猫が真犯人なんじゃないかとスウェールズさんは考えているようだ。

 ルイス氏はジキルとハイドのような二重人格の持ち主なのだろうか? それとも、彼に瓜二つの猫が通りで暴れているのだろうか? ”ルイス親衛隊”によれば、彼に攻撃的な様子はちっとも見当たらず、いつも凛としているという。
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