子育てには「お父さんの守備範囲」がある 教育研究家が語る父の役割とは (1/4ページ)

新刊JP

『お父さんのための子育ての教科書』(ダイヤモンド社刊)の著者、七田厚さん
『お父さんのための子育ての教科書』(ダイヤモンド社刊)の著者、七田厚さん

自分の子供にどう接していいのかわからなかったり、どんなしつけや教育をすればいいのかわからないという人は少なくないはずです。特に男性は子育ての知識が乏しいことから、すべてパートナーに丸投げしてしまうことも…。

でも、それは子供にとっても親にとってももったいないことかもしれません。
「子育てには父親にしかできないことがある」と語るのは、教育研究家で七田式教育の教育者である七田厚さん。七田さんは『お父さんのための子育ての教科書』(ダイヤモンド社刊)で、男性が子育てに関わることの必要性と、効果的な関わり方について解説しています。

お母さんとは違う、お父さんの子育てとはどのようなものなのか。七田さんにお話をうかがいました。

■「父親だからこそできる子育てがある」 ――今の時代、お父さんが子育てに積極的にかかわっていくことはそれほど珍しいことではなくなりましたが、それでも戸惑うことは多いはずです。ご自身も男の子2人女の子1人と、3人の子育てを経験された七田さんですが、困ったことや戸惑ったことについて教えていただきたいです。

七田:まず、「迷子」ですね。自宅は島根なのですが、仕事で東京に来る時に、まだ幼児だった長男を一緒に連れてきたことがあったんです。ちょっと目を離した隙にいなくなってしまって慌てたことがあります。都心のデパートのトイレに子供を連れて行って先に用を足させて、今度は自分が…となったわけですが、その間に走ってどこかに行ってしまったり…。迷子にしないようにするのは大変でした。

また、おもちゃ売り場で新しいおもちゃがほしいと「実力行使」で床に寝そべってしまうのも困りましたね。あとは病気とか体調不良の時の対応です。妻の方はそういう時の対処がわかっているのですが、私しかいない時は、どうしていいかわからずおろおろしてしまった記憶があります。

――七田さんと奥様で子供への接し方に違いはありましたか?

七田:基本的には妻の方が厳しめで、私が甘めだったと思います。だから子供たちは私の方が本音を話しやすかったかもしれません。

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