親の期待に応えるのがしんどい……「友達いない=寂しい」の方程式から逃れるには #大学1年生の転び方 (1/5ページ)
「キャンパスライフ」という言葉には、なにやら甘美な響きがあります。興味深い授業を受けて、放課後はサークルやバイトに打ち込み、ヒマな時間は友達とごはんを食べたり遊びに行ったり……そんな生活を手に入れることができたら最高ですよね。
しかし、実際のところ、そこまで充実している人っているんでしょうか? まあ、ひとりもいないとは言いませんが、そんなに多くないと思うんですよね。いや、むしろ、少数派なんじゃないかな。
でも、たとえばわたしが美容院に行って、「大学で働いています」と言うと、スタッフさんから「いいなあ、キャンパスライフ!」とか言われるわけです。美容専門学校で技術の習得に専念してきた彼らには、キャンパスライフがとてもキラキラして見える。そのキラキラは単なるイメージですよと言っても、なかなか信じてもらえない。キャンパスライフの魔力、恐るべしです。
今回のお悩みは、ご両親から理想のキャンパスライフを期待される女子学生さんからのものです。いやあ、地味に大変だなこりゃ。とりあえず読んでみてください。
両親に何度も自分の気持ちを説明しているのですが、同じようなことを返されるので友達ができない自分に嫌気が差しています。もう両親に友達関係のことで首を突っ込まれたくないです。どうしたらいいでしょうか?
(女性/大学1年生) 友達なんかいなくてもいい!
友達ができないことを心配する両親VSそんなの別によくね?と思っている娘、という構図ですねこれは。