織田信長に殺された悲劇の女城主「おつやの方」がたどった数奇な運命【中】 (4/4ページ)

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年齢的には釣り合っており、「武田の猛牛」と称えられた名将でもありますから、決して悪い条件ではありません……が、亡夫・遠山景任への愛情は断ち切りがたいものでした。

皆の命を助けるか、貞操を全うするか……さんざん悩み抜いた結果、艶は虎繁の妻となることを選んだのでした。

御坊丸や岩村城の皆を救うため、虎繁に嫁いで運命を共にすることを誓った艶(イメージ)。

この決断によって悲劇的な末路を迎えることになるのですが、艶にとって、これ以外の選択肢は考えられなかったことでしょう。

【続く】

参考文献:
加藤護一 編『恵那郡史』恵那郡教育会、大正十五1926年
川口素生『戦国軍師人名辞典』学研M文庫、平成二十一2009年
平山優『新編 武田二十四勝正伝』武田神社、平成二十一2009年

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