神社では「自分のための願掛け」はNG! 「祈り方の先生」に聞く参拝の本質とは? (1/4ページ)
パワースポットブームなどもあり、神社に参拝する人は多くなった。しかし、その一方で伝統的な参拝の作法を知らないまま、神社で願掛けをしている人も少なくないだろう。
会社を経営しながら、國學院大學神道文化学部に入学。神職養成機関で取得できる最高階位である「明階」を持つ北川達也先生は、「祈り方の先生」として、「祈り」の本質を著書『祈り方が9割』(コボル刊)で説く。
「自分のための願いは『不浄』とされています」と語る北川先生。本当に願いの叶う祈り方とは何か。お話をうかがった。
(新刊JP編集部)
■「『神様を祀るときに、心身を清浄に保って申し上げること』が『祈り』なのです」 ――『祈り方が9割』についてお話をうかがいます。まずは本書の発売から約1年となりますが、北川先生にはどのような反響が寄せられていますか?北川:新しく出版社を立ち上げ、そして新人著者として出版前はすごく不安でしたが、発売当初から反響があり、今なお読まれ続けていて、部数でいうと2万部ですか。1万部でベストセラーといわれる中でここまで読まれているのは、神社のことや神道の祈り方について知りたい読者が多いということなんだなと思いました。
――最近では雑誌などからの取材も多いとか。北川:はい、『anan』をはじめとして多いですね。
――やはり神社や祈り方に対するニーズがあったと。北川:そうですね。伝統的な神社参拝に興味のある方に特に取っていただいているイメージがあります。その感想としては、今まで参拝の作法や祈り方を全く知らなかったという驚きの声が多いです。
特に本書は前半部分にフォーマルな作法や服装について淡々と説明し、後半に進むに従って、そうした「祈り方」の本当の意味が開示されていく構成になっています。
――まるでミステリ小説のような構成ですよね。北川:最後までしっかり読んだ方は感動をすると。