タモリや矢沢永吉、明石家さんまも…著名人いきつけの「激ウマ名店」 (5/5ページ)

日刊大衆

焼肉もおいしいですが、シメのラーメンや餃子のファンが多いそうですね」(前同)

 社会人ラグビー・神戸製鋼の黄金時代を築き、先のワールドカップの日本誘致に尽力しながら、16年に53歳の若さで急死した平尾誠二が、約30年通ったのが兵庫県神戸市の『MY-BAR(マイバー)』。

「カウンターの指定席で、いつもハイボール2〜3杯を飲んで帰ったといいます。神戸のノエビアスタジアム神戸も試合会場となり、優勝した南アフリカの試合も行われ、街は大盛り上がりとなったそうです」(同)

■天皇陛下はウイスキーを3本も!

 政財界からは、田中角栄がお気に入りだったという、東京・神田の庶民派中華料理店『興安楼』を紹介。ベテラン政治記者が語る。

「首相時代、出前を頼んでまで食べたというのが、ここの餃子。醤油や酢をつけなくても、皮と具のおいしさで、いくらでも食べられると、定番の人気メニューとなっているそうです」

 最後はなんと、天皇陛下(59)の愛したお店。学習院大学大学院時代に足を運んでいたのが、東京・目白のイタリアン『マックスキャロット』だ。即位された5月以降、お客さんが激増しているという。

「皆さん、陛下がよく召し上がられていたポテトグラタンと若鶏の唐揚げガーリックソースを頼まれますね」(同店店員)

 パクチーが効いていて、甘酸っぱいソースのジューシーな唐揚げは、まさに極上。元店主の坪井明人さん(70)にも話が聞けた。

「お酒がお強くて、ご学友と訪れては鶏の唐揚げを肴に、ウイスキーを嗜んでいらっしゃいました。ご学友たちとロバート・ブラウンを3本も開けてもまったく顔色が変わりませんでしたから、相当お強いようでした。私はいつも厨房にいましたが、陛下がいらっしゃったときに、たまたまフロアに出ると、“結構なお味ですね”といったことを言ってくださり、お優しい方だなと思いました」

 どの名店も、大物たちに愛されるだけの理由がある。

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