安倍首相が切る「日朝首脳会談」解散最終カード (2/3ページ)

週刊実話

日朝首脳会談の実現が高まってきたからこそ、対韓国に強硬姿勢だった安倍首相も、11月4日に訪問先のバンコク近郊で文大統領と10分程度対話したのではないか」(同)

 つまり、北朝鮮へ密使を送った日本に対し、陰ながら「日朝首脳会談」実現に向けて骨を折った韓国を再評価したということになるが、公安関係者は「韓国筋の報道」とは異なる見方をする。

「我々が得た情報でも、2004年の小泉首相、金正日総書記以来となる日朝首脳会談が実現する可能性は高まっているのは確か。というのも、米国と北朝鮮の非核化交渉は決裂し、今は膠着状態。米国は来年の大統領選を睨み、再協議のラブコールを北朝鮮に送っている。北朝鮮は米国の譲歩を引き出すのに時間がかかると見ている。その繋ぎに日朝会談を行い、なんらかの経済援助を得たいというのが北朝鮮の本音でしょう。北朝鮮の食糧難は相当深刻ですから」

★安倍首相4選の超長期政権

 北朝鮮は’19年も天候不順が続いた。加えて、相次ぐ台風などの自然災害…。このWパンチで米、トウモロコシなどが大不作。北朝鮮は昨年より食料生産がさらに9%近く減少すると、国連は推計している。国連の北朝鮮人権担当報告者は、北朝鮮の人口の約4割にあたる1100万人が緊急食糧支援を必要とすると予測しているほどだ。

「北朝鮮は食料危機とともに、米国との交渉も暗礁に乗り上げている。そんな折、来春、中国の習近平国家主席が国賓とし来日予定だ。尖閣問題で対立していた日中関係が大きく改善する方向へ動き出すはず。今なお北朝鮮の最大の後ろ盾である中国が日朝首脳会談を大きく後押ししたのは確実でしょう。表向き北朝鮮は、ミサイル発射を批判する安倍首相に対決姿勢を強めているが、裏では中国の猛プッシュで日朝首脳会談に前向きのようです。文政権は韓国国内で大失速しつつあるうえ、北朝鮮からも重要視されていない。日朝首脳会談を前進させたのは一部で言われている韓国ではなく、中国と見ている」

 と指摘するのは北朝鮮事情通。その上で政治担当記者が続ける。

「年末か年始の選挙は必至の情勢になってきた。それに合わせて、『日朝首脳会談決定』のカードは絶大なインパクトになる。

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