独占取材! 神戸山口組幹部射殺の真相 激化する血の分裂抗争 (2/2ページ)
朝比奈元組員は、その幹部を狙いに行くつもりだったとみられ、実際、そういった内容を逮捕時に話していたようです」(同)
朝比奈元組員は昨年末に竹中組から破門されていたが、分裂の終結を掲げる六代目山口組側が相次いで攻撃を仕掛けた格好だ。事件2日後の29日、朝比奈元組員は京都府警南署から兵庫県警に移送され、県警は殺人容疑で逮捕。取り調べを進めている。
30日には尼崎市内の斎場で古川幹部の通夜が営まれ、神戸山口組・井上邦雄組長をはじめ直系組長らが参列。一様に沈痛な面持ちだった。
また、翌日の12月1日は渡辺芳則・山口組五代目の命日であり、兵庫県神戸市内にある墓所を神戸山口組の最高幹部らが訪れた。墓前には、渡辺五代目の好物だったというみたらし団子などが供えられ、白い胡蝶蘭が日差しを浴びて風に揺れていた。
平成27年に山口組が分裂して以降、神戸山口組からは複数の死者が出ており、今回はついに直系組長が命を落とした。最終局面を迎えた血の分裂抗争に、神戸山口組はどう立ち向かっていくのか。警察当局は双方の動きに警戒を強めている。