都会と田舎、厳しい罰を求める感情は都市部の住民より地方の住民のほうが強い(カナダ研究) (2/4ページ)
これを調べるために、2004年、2008年、2011年、2015年のカナダ選挙研究会のデータを検証し、都市部と地方の在住者に犯罪や刑罰に対する姿勢についていくつかの質問をして、その回答の違いを比較してみた。

Image by FOTOKITA/iStock
・地方の住人の方が厳罰を求める傾向
まず最初の質問は、「暴力犯罪を犯した若者に対する処遇はどうするのが一番いいか?」というもの。これに対し、地方の人たちは、都市部に住む人たちよりも、暴力的な若い者は厳しく罰するべきと回答する人が多かった。
地方:厳罰に賛成が52%、更生は48%
都市部:厳罰に賛成が43%、更生は55%
2番目の質問は、「たとえ犯罪者の権利を剥奪することになっても、犯罪に対して断固たる措置をとるか?」
地方:賛成が72%、反対が28%
都市部:賛成が60%、反対が39%
3番目の質問は、「殺人を犯した人間に対する死刑に賛成か、反対か?」この質問に対し、死刑を支持する声は、地方の人たちのほうが都市部の人たちよりも多かった。
地方:賛成が47%、反対が52%
都市部:賛成が40%、反対が60%
次に、懲罰的姿勢をより包括的に測定するために、これらの質問と答えをインデックスにまとめた。すべての測定値を一緒にしてみると、地方のコミュニティは"より懲罰的"なカテゴリーに、都市コミュニティは"あまり懲罰的ではない"カテゴリーに分類されることがはっきりわかった。