「祈り方の先生」が教える、神社の参拝作法と日本神話の密接な関係 (1/4ページ)

新刊JP

『祈り方が9割』(コボル刊)
『祈り方が9割』(コボル刊)

パワースポットブームなどもあり、神社に参拝する人は多くなった。
しかし、その一方で伝統的な参拝の作法を知らないまま、神社で願掛けをしている人も少なくないだろう。

会社を経営しながら、國學院大學神道文化学部に入学。神職養成機関で取得できる最高階位である「明階」を持つ北川達也先生は、「祈り方の先生」として、「祈り」の本質を著書『祈り方が9割』(コボル刊)で説く。

「自分のための願いは『不浄』とされています」と語る北川先生。本当に願いの叶う祈り方とは何か。インタビューの後編ではNG作法や日本の神話と神社の深い関連などについてお話いただいた。

(新刊JP編集部)

■今、日本人が日本の神話を知るべき理由とは? ――『祈り方が9割』は神社参りの作法から考え方、祈り方までを説明する一冊ですが、やはり北川先生が神社に行くと「この人は伝統的な神社参拝の作法を理解しているな」ということが分かるのですか?

北川:もちろん分かりますよ。

――どういうところで分かるのでしょうか。

北川:まずは鳥居の前で会釈しているか。スーツでビシッと決めて本殿まで何も話さず歩いていくか。同伴している人と話している人もいますが、観光参りであればそれでもいいと思います。ただ、願いを叶えるということに関して言うと、フォーマルな服装で、御玉串をして、お賽銭を納めて、二拝二拍手一拝をする。家を出るときからお参りが終わるまでが勝負です。

――初詣の時期になると本殿まで長蛇の列ができたりしますよね。その間に何を考えていればいいのですか?

北川:すでに参道から祈りは始まっています。祈りは1回で終わりではなく、何回も同じ祈りを繰り返しても問題ありません。参道を歩きながら祈ったほうがいいと思います。

――本殿の前で祈った後の行動で、これはしてはいけないということはありますか?

北川:まずは神社の中では静粛にしているということですね。

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