全国でも珍しい英国発祥の演劇教育「シアター・イン・エデュケーション」を四ッ谷で開催 (1/5ページ)
日本ではほとんど前例がないが、英国で50年行われているシアター・イン・エデュケーション(Theatre In Education)が四ッ谷のシアターウィングで上演された。劇を観るだけではない数々のアクティブラーニングの仕掛けに、子どもたちは熱狂した。主催は一般社団法人日本グローバル演劇教育協会で、日本中に演劇教育を届けることをミッションとしている。
東京都新宿区若葉に事務局を置く、一般社団法人日本グローバル演劇教育協会(GLODEA)は、日本でまだ発展していない演劇教育を、日本の教育の中に浸透させていこうとしている団体だ。代表理事は劇作家・演出家・演技講師である別役慎司。
演劇教育には様々な手法があるが、欧米では広く普及しているにもかかわらず、日本では普及が遅れている。それは、教師たちが一方通行的な詰め込み型の教育になれすぎていることが原因であり、俳優などの演劇関係者と連携が取れていないということも原因であるる。また、演劇教育というもの自体の理解や認知が広がっていない。
そこで、一般社団法人日本グローバル演劇教育協会(GLODEA)では、高度なファシリテーション能力を備えた演劇教育家を育てることに力を入れ、グローバルな演劇教育の手法を伝授している。同時に、演劇教育家を派遣する提携先を探している。
今回上演されたシアター・イン・エデュケーション(Theatre In Education) は、TIEと呼ばれ、イギリスでは広く行われ、その手法は世界中に広がっている。しかし、日本では、研究会や講習などで実験的に取り上げられることはあっても、子どもたちを相手の実践そのものはほとんど前例がない。
今回は、GLODEAが主催となり、「GLODEA劇場」という企画のもと、2019年12月22日(日)、GLODEAが拠点とする四ッ谷のシアター・ウィングで行われた。選ばれたメンバーは、GLODEAの講師養成講座を受講したものたちが中心となっている。