高齢被害者続出「新型マルチ商法」の闇手口(1)「桜を見る会」を信じて4200万円 (2/2ページ)
総理大臣と交友がある人がまさか自分たちをだますなんて考えられなかった」
悪徳商法を追及してきたジャーナリストの多田文明氏によれば、マルチ商法には、その組織を信頼させるツールがつきものだという。
「かねてから信頼関係を結んでいる知人のつてで顧客をセミナーに誘う。そこで、芸能人や政治家の名前を見れば、どんなに怪しい商材を扱っている会社でも、ついつい信頼してしまう人も出てくるでしょう。総理が顔を出すイベントの招待状となれば、被害者には政府からお墨付きをもらったように映りますよ」
11月に野党のヒアリングに応じた女性は、先述した「招待状」が決め手となってジャパンライフと契約。結果、4200万円もの被害をこうむった。はからずも「広告塔」となった安倍総理は、マルチ業者元代表との関係について説明責任を果たすべきだろう。