タモリや勝新太郎、野村克也も…スターとプロ野球レジェンド「ビンビン飯」 (4/4ページ)

日刊大衆

カレーライスに比べると、はるかにバランスの良い食べ物ですね」

 こう語るのは、医療ジャーナリストの牧潤二氏だ。65歳以上の高齢者の場合、タンパク質をいかに取るかが健康寿命を全うできるかどうかの分れ目。

「というのも、年を取るとタンパク質不足から筋力が衰え、やがて要介護の一歩手前の状態になってしまうからです。したがって政府は、65歳以上の高齢者に、積極的にタンパク質を摂取するよう呼びかけ、来年4月にその栄養基準を改正。これまで以上に高い摂取量が求められるようになります」(前同)

■やはりお肉はタンパク源

 タンパク源といえば、やはり肉。松方弘樹の「カツサンド」、加山雄三や緒形拳の「ステーキ」、三船敏郎の「豚汁」と、肉にタンパク源を求めがちだ。しかし、「牛や豚などの肉は大腸がんのリスクを高める」(安中氏)という。

 一方、加藤茶や王貞治、このほど他界した宮辰夫らがラーメン好きな点が気にかかる。「ラーメンで心配なのは塩分ですね。塩分摂取の基準目標値は1日8グラムまでですが、スープを飲んでしまうと、それだけで超えてしまう恐れがあります」(牧氏)

 食生活では食べ方も大事。「たとえば朝食です。朝食抜きにする人もいますが、1週間の朝食回数が少ないと、脳出血のリスクが高くなるというデータもあるんです」(安中氏)

 スターたちの中では、タモリや所ジョージらが、きちんと朝食を取っているようだ。

 逆に早食いはマイナス。「とにかくスターといわれる人たちだけあって、一部の人を除き、カロリーの高い物が好きですね。一般の人がスター並みの食生活をしていると、まず会社の健康診断で引っかかります」(前出の田沢氏)

 胃袋も代謝能力も、それだけ“ビッグ”ということなのかもしれない。

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