天下人もクジラもみんな好物!昔から親しまれている「蕎麦ジョーク」を集めてみました! (4/5ページ)

Japaaan

もう『もり』はこりごりだ……(コレかならず、もりはごめんだ)」

これは「もり蕎麦」と、捕鯨に使う漁具の銛(もり)をかけたジョークですが、品川に鯨がやって来たという設定は寛政十1798年5月1日、鯨が品川沖の浅瀬に座礁したエピソードに由来しています。

「此日品川沖より鯨上る。長九間壱尺。高一丈余ありとぞ」

『続徳川実紀』

体長約16.5m、体高約3.03mという巨躯は、おそらく鰯を主食とするナガスクジラであろうと推測されていますが、もしかしたら鯨の親分が「まんと食べて来たりし」鰯が、解体した胃袋の中から出てきたのかも知れませんね。

やっぱり 〆は「かけ蕎麦」で

さて、天下人も鯨も大好き?な蕎麦ですが、最後は最もシンプルな「かけ蕎麦」にまつわるジョークをまとめていくつか。

葛飾北斎「蕎麦売り(北斎漫画)」。

【一】
出前の注文を受けた蕎麦屋の小僧が、岡持ちを担いで全力疾走で配達したところ、当然どんぶりはひっくり返って蕎麦もぐちゃぐちゃ。お客さんはカンカンに怒りました。

「天下人もクジラもみんな好物!昔から親しまれている「蕎麦ジョーク」を集めてみました!」のページです。デイリーニュースオンラインは、蕎麦・そば昔話江戸時代カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る