巨人のレジェンド長嶋茂雄と王貞治、1964年の「週刊大衆」感動インタビュー (4/4ページ)

日刊大衆

「王さんはミスターの婚約フィーバーを見て“僕のときは抜け駆けさせないよ”と、担当記者連中に話していたとか。実際、66年に婚約した際、有言実行でどこにもスクープさせず、平等に記者会見を開きました」(元スポーツ紙記者)

■映画みたいな恋愛もしてみたい

 そんな王だが、インタビューでは、23歳の若者らしい恋愛観も披露。結婚の時期はいつ頃かという質問に、〈今全然考えてませんね。少なくとも今年中は結婚しませんよ。……どんなタイプと言われてもねぇ。まあやっぱり白紙だな〉と、そっけなく答えながらも、本心がチラリ。〈そりゃね、映画みたいに熱烈な恋愛もしてみたいですよ。しかし、そんなヒマないですからねぇ〉

 そして時は移って、2020年。ONはそれぞれの立場で、東京五輪を迎えることになる。王は、組織委員会理事として、東京五輪の運営に参画している。「東京五輪後、野球は正式競技から外れます。王さんは“野球が復活する下地を作ってもらいたい”と、今大会での侍ジャパンの活躍を非常に期待している。WBCで日の丸を背負って戦っただけに、国際舞台への思いは人一倍強いようです」(スポーツ紙デスク)

 また、長嶋は、かつてアテネ五輪代表監督に就任しながら、病のため、本戦で指揮が執れなかったという悔しい経験をしている。「その後、北京五輪の代表監督の打診を受けましたが、家族と読売グループの強い反対を受け、幻に終わっています」(球団関係者)

 代表監督を二度も諦めざるをえなかった――。そんな長嶋の五輪への思いは、誰よりも強い。「現在、自宅療養中ではありますが、思いが募って会場に足を運ぶかもしれませんね」(球団関係者)

 ONが東京五輪で並び立つ日を期待したい。

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