とうとう日本でも報告された新型コロナウイルスはどんな感染症? 治療や予防法は (1/2ページ)

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中国の武漢で集団感染が報告されている新型コロナウイルス感染症だが、1月16日にはとうとう日本でも感染が報告された。

 連日メディアをにぎわせている新型コロナウイルスに対しては、正しく知識を身に付けることが身を守ることにつながる。一体どのような感染症なのだろうか。

 コロナウイルス自体は風邪の原因ウイルスとしてよく知られており、風邪の2割程度はコロナウイルスといわれている。ウイルスにも種類があり、ヒトからヒトへと風邪を蔓延させるものが4種類、重症肺炎ウイルスとして重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)の2種類が知られていた。

 今回の新型コロナウイルスをSARSやMERSと比較してみる。コウモリの風邪を引き起こすコロナウイルスがヒトに感染するとSARSを、ヒトコブラクダのコロナウイルスがヒトに感染するとMERSをそれぞれ引き起こす。

 いずれも種を越えて感染することで重症化し、ヒトからヒトへの感染は限定的であるとされる。しかし、中には「スーパー・スプレッダー」と呼ばれ、一人から数十人に感染を広げるケースがみられた。
 致死率はSARSが9.6%、MERS34.3%、いずれも重症化しやすいのは糖尿病などの慢性疾患や高齢者などに多いとされる。

 今回の新型コロナウイルスでも感染により死亡例が出たとされているが、いまだ分からないことが多い。『NHK  NEWS WEB』によると、遺伝子型がSARSと類似しているとの報告もあるというが、現時点では持続的なヒトからヒトへの感染は明らかでなく、感染力や病原性は低いという。

 しかし、SARSも感染が拡大する中で効率的、持続的に感染するよう変化したと考えられるため、今後の動向に注意する必要がある。

 コロナウイルスは発熱や咳、痰といった呼吸器症状など一般的な風邪の症状を引き起こす。重症肺炎ウイルスに罹患した場合にはさらに肺炎を引き起こし、死亡に至る例がある。

 風邪を治す薬はないのが知られているのと同様に、コロナウイルスを治療する特効薬はない。予防が重要だ。新型コロナウイルスは今の時点でヒトからヒトへの感染は限定的とされているが今後どうなっていくか分からない。

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