生理の量が多い気がする……。原因と対策とは (3/5ページ)
■経血の量が多い原因とは? 過多月経の可能性
ここまで読んでみて、「もしかすると、自分の生理の量は通常よりも多いのではないか?」と思った人もいるかもしれません。
経血の量が通常よりも多くなる「過多月経」を引き起こす原因とはいったい何なのでしょうか?
◇経血の量が増える=過多月経の原因
過多月経の原因となるものは主に次の通りです。
☆(1)ホルモンバランスの乱れなど
ストレス、急激な体重減少、多膿胞性卵巣症候群(PCOS)、肥満、甲状腺の異常などによりホルモンのバランスが乱れると、排卵がなくなり、経血の元となる子宮内膜の増殖サイクルがくるって、過多月経となることがあります。特に若い人や、閉経直前の人に多く見られます。
☆(2)子宮筋腫
子宮の本体の筋肉の一部にゴムボールのような塊ができる子宮筋腫。30歳以上の女性の20~30%に見られ、珍しいものではありません[*2]。良性の腫瘍で自覚症状のない人もいますが、できる場所によりさまざまな症状が出ます。
特に子宮の中の空洞(内腔)に飛び出したようなタイプ(粘膜下筋腫)の人は過多月経が多くなることが多いです。
☆(3)子宮腺筋症
子宮本体の筋肉組織の一部に子宮内膜の成分が入り込み、増殖していく病気です。女性ホルモンの影響を受けて組織が増殖し、子宮の一部が分厚く、硬くなっていきます。
30代後半~40代の経産婦(出産を経験した人)に多いとされていましたが、近年は20歳~30歳第前半の出産経験のない女性にも増えています。
過多月経だけでなく、生理痛がひどくなる、生理の期間が長くなるなどの問題も起こってきます。また、進行するにつれて、子宮全体が大きくなっていきます。
☆(4)子宮内膜ポリープ
子宮の中の内膜がおできのように膨らむのが子宮内膜ポリープで、良性のものです。
子宮の中の空洞部分(内腔)にポリープが飛び出すことで内腔の表面積を増やすため、過多月経、不正出血の原因となります。