生理の量が多い気がする……。原因と対策とは (4/5ページ)
☆(5)子宮内膜増殖症・子宮体がん
子宮の中の内膜が異常に増殖するのが、子宮内膜増殖症です。
子宮内膜増殖症には癌化しやすい「異型細胞のあるタイプ」と「異型細胞のないタイプ」があり、異型がない場合には自然に治癒することもあるので経過を見ることも多いのですが、異型がある場合には子宮体癌に進行するリスクが高いため、手術が検討されます。
なお、病名が似ているので間違われやすいですが、「子宮内膜増殖症」と「子宮内膜症」とは異なる病気です。
☆(6)その他
稀ですが、血がなかなか止まらなくなる血液の病気や肝臓、腎臓などの病気の影響で過多月経となることもあります。
また、血液が止まりにくくなる薬の使用が原因の場合もあります。
若い女性の過多月経はホルモンバランスの乱れが原因であることが多いのですが、中にはがんや前がん病変など悪性の病気が原因である場合もあります。生理の量が多いかなと感じたら、放っておかず、一度婦人科を受診しましょう。
■過多月経の対処法
「不快だけど、とくに症状もないし……」と、過多月経を放っておくとどうなるのでしょうか。
ここでは過多月経を放っておくことの危険性と、病院に行った際の治療法について解説します。
◇過多月経、放っておくとどうなるの?
過多月経を放っておくと、生理のたびに血液が減少し、貧血になってしまうことがよくあります。
急に貧血になると、めまいや動悸、疲れやすさ、頭痛といった症状に気付きやすいのですが、徐々に貧血になるとこうした自覚症状がなく、自分で気付かないうちに輸血が必要なほど重度の貧血になる場合もあります。
また、子宮筋腫などの子宮の病気が原因の場合、病気そのものの治療をしないと悪化して不妊の原因になったり、がんの場合は転移する可能性もあります。放っておかず、一度婦人科を受診することをおすすめします。
◇過多月経の治療方法
過多月経の原因やその程度によって治療法はさまざまです。