生理の量が多い気がする……。原因と対策とは (1/5ページ)
「なんだか最近生理の量が多い気がする……」と心配になったことありませんか?
自分の生理の量が多いのか少ないのかは、なかなか分からないものですよね。そもそも「正常な生理の量ってどのくらいなの?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
仲がよくても人には聞きにくい生理の量。
正常な量とはどのくらいか、自分の生理が多いかどうかがわかる目安とは? また、生理の量が多い「過多月経」の裏に潜む危険な病気について、産婦人科専門医の尾西芳子先生に教えてもらいました。
■健康な女性の生理とは
まずは健康な女性の生理についてわかりやすく解説します。
◇生理とは
生理とは、医学用語では「月経」といいます。
女性の体は、生理周期ごとに妊娠に備えて子宮内膜を厚くします。妊娠が成立した時、受精卵のベッドにするためです。
妊娠しなかった場合は、不要になった子宮内膜が剥がれ落ち、出血(経血)として体外に排出されます。これが生理です。
◇一般的な経血量
医学的には、1回の生理期間に排出される経血量の合計が20~140mlの範囲を「正常」としています。平均の量は37~43mlです。
経血量が20ml以下を「過少月経」、140ml以上を「過多月経」といいます。
・正常な経血量:20~140ml ・過少月経:20ml以下 ・過多月経:140ml以上
とはいっても、自分の経血量はなかなか調べられないと思います。このあと、「どのくらいだと量が多いの?」の項で、経血量の目安を紹介します。
◇一般的な生理期間とは。経血量は何日目が多いもの?
生理は通常、3~7日間続くとされています。平均の日数は5日間です。8日以上続くものを「過長月経」、2日以内を「過短月経」としています。
・正常な生理期間:3~7日 ・過短月経:2日以内 ・過長月経:8日以上
一般的に経血の量は生理が始まって2日目が一番多く、3日目から減っていくことが多いといわれています。