ストレスで白髪になる。その科学的メカニズムが解明される(米研究) (2/3ページ)
マウスの実験では、ストレスを受けた交感神経が「ノルアドレナリン」というホルモンを毛包に放出することが判明。すると最初はたくさんの幹細胞がメラニン細胞に変化するのだが、しばらくすると毛包から流れ出して壊れてしまうのだ。
こうなると、毛包内で髪が成長しようとしても、色素を作り出す幹細胞が不足してしまう。こうしたわけで、白髪になってしまうのだ。

William A. Goncalves
・老化による白髪予防や一般的なアンチエイジング法開発に期待
なお、ストレスだけではなく、年齢を重ねても白髪は増えるものだが、こちらにも似たようなメカニズムが関与しているのではと研究グループは睨んでいる。
「メラニン細胞になる幹細胞のストレスと老化に対する反応には共通する部分があります」と話す研究グループのシュ・ヤチー氏によれば、加齢によってもまた幹細胞のストックは減るものなのだという。
白髪のメカニズムが解明されたことで、将来的には白髪の治療薬開発も期待できるようになるかもしれない。
それだけではない。今回の研究は、老化によって体から幹細胞が失われるメカニズムに光を当てた。いずれは老化全般を予防するアンチエイジング療法にもつながるかもしれないという。

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・白髪にはメリットがあるか?
ここである疑問がわく。年を取ると必然的に人は白髪になるわけだが、それはいったいなぜなのか?実はそこに進化上のメリットがあった可能性も考えられないわけではないようだ。