高度から消火剤を投下、新たな空中消火システムで夜間の消火が可能に(イスラエル) (2/3ページ)
公開されたデモでは、それぞれの機体から1個140グラムの生分解性液体ペレット1.6トン分を軌道計算しつつ投下し、1平方メートルあたり1~2リットルをまく様子が実演された。

Elbit Systems
・戦闘機の目標捕捉システムを利用し、精密投下を可能にする
ハイドロップはヘリコプター、固定翼機、重量物輸送機などで運用するよう設計されたシステムだ。
すごいのは消火ペレットをただ闇雲にばら撒くのではなく、弾道解析器・指揮統制システム・高性能ディスプレイといった、戦闘機に搭載される航空電子機器を利用している点だ。

Elbit Systems
これによって目標となる消火地点を捕捉し、速度・高度・位置・風・ペレットの重量や形状といった要素を加味しつつ、消火剤の正確な投下が可能になる。
ペレットは一般的な貨物コンテナに収まる大きさの製造機を使って製造する。
これを使えば、1時間あたり10トンの消火ペレットを作ることができるという。有害な物質は使われていないので、地上の消防士が危険にさらされることもないとのことだ。