高度から消火剤を投下、新たな空中消火システムで夜間の消火が可能に(イスラエル) (1/3ページ)

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高度から消火剤を投下、新たな空中消火システムで夜間の消火が可能に(イスラエル)
高度から消火剤を投下、新たな空中消火システムで夜間の消火が可能に(イスラエル)

Elbit Systems

 より安全かつ効率的に消火活動を行うため、イスラエルの軍用エレクトロニクス企業「エルビット・システムズ(Elbit Systems)」が高高度から消火剤を投下する新システムを開発した。

 従来の空中消火は上空30~36メートルからの位置だったが、「ハイドロップ(HyDrop)」と呼ばれるそのシステムは、150メートルの上空から液体ペレットを投下することで、夜間でも空中消火が可能になる画期的なものだという。
・危険な低高度での空中消火

 今でもなお猛威を振るうオーストラリアの森林火災を見れば容易に想像できるように、広範囲にわたる火災の消火は危険で困難な仕事だ。

 こうした状況において、航空機で低高度から消火剤を投下する空中消火は、消防士たちの頼りになる武器のひとつだ。

 ちなみにここでの低高度とは30~36メートルくらいのことだ。

 地面とほとんどすれすれの距離を飛行するのはとても危険な行為なのだが、それよりも高いところからの投下となると、せっかく消火剤が霧散してしまって、十分な効果を得られなくなってしまう。

 おかげで利用できる機体やそこに積み込める消火剤の重量、さらには地形まで、現在の空中消火にはさまざまな制約がつきまとう。

 また実行可能な時間帯も限られており、火災は年中無休で発生するというのに、夜間の消火作業はとりわけ危険とされている。

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Elbit Systems

・液体ペレットを高度150メートルから投下

 そこで従来の4倍となる高度150メートルから消火剤を投下できるようにしたのが新開発のハイドロップだ。この高度ならば夜間飛行も違法ではないので、これまではできなかった夜の消火作業も行える。
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