「寝ていないこと」を美徳とする文化を変える。気鋭の起業家が語る「睡眠の本当の重要性」 (5/5ページ)
小林:一つだけ考え方をお伝えしますと、良い睡眠のために寝ている時間だけに注目するのではなく、寝る前の過ごし方、「スリープスキル」も大事にしましょうということです。
安眠のためのマットレスや枕に頼っている人も多いですが、実は家に帰ってから寝るまでの過ごし方、朝の光の浴び方、体温の調整の仕方、そういったところを改善することで、良い睡眠がとれるようになるんです。
この本でも書いている例をあげるとすると、ベッドに入ってからもスマートフォンを見るのをやめましょう。これがなぜ悪いかというと、人間の脳は場所と行為をセットで認識する特徴があります。だから、寝る前にスマホをいじると、「今いる場所は寝る場所ではない」と脳が認識してしまうんです。
――寝る直前までスマートフォンをいじってしまうことはよくあります。
小林:ベッドでは眠ること以外はしないようにする。これはとても重要なことだと思います。
また、この本では書きませんでしたが、ストレス解消のために、寝る前にお酒を飲むというのも控えたほうがいいですね。確かに寝付きはよくなるのですが、睡眠の質が悪くなりますし、胃腸への負担もかかります。
お酒を飲まずに寝たほうが、質の良い睡眠を取ることができますね。睡眠はお酒に優ります。
(新刊JP編集部)