2020年プロ野球「優勝請負人の実力査定」命運を握るのは誰? (2/3ページ)

日刊大衆

「長嶋さんが監督時代にメジャーから獲得したデイビー・ジョンソンを覚えているかな。長嶋さんは“外国人は日本に慣れれば実力を発揮する”と、ジョンソンを田園調布の自宅近くに住まわせ、家族ぐるみのつきあいをしていたね。そのかいあって、2年目には26本塁打を放ち、ベストナインにも選ばれた。ミスター一流の“助っ人掌握術”だったと言えるね」(前出のOB)

 巨人が連覇するためには、腰痛からの復帰を目指すエース・菅野智之の活躍も不可欠だという。「巨人の優勝請負人は菅野。丸(佳浩)とか坂本(勇人)を挙げる人もいるでしょうが、私はあくまで、菅野だと考えています」(解説者の里崎智也氏)

 復活を期す菅野は、1月に福岡県八女市に本部のある『鴻江スポーツアカデミー』の合宿に参加している。合宿では、スポーツトレーナーの鴻江寿治氏の理論を学ぶのだが、ソフトバンクのエース・千賀滉大や女子ソフトボールのエース・上野由岐子も参加していた。菅野は鴻江氏の教えを生かし、キャンプで新たなフォームを体得中だという。

「カーブの曲がりや、縦に落ちるスライダーのキレが増したようですね。オフにポスティングでメジャー挑戦するという噂もある菅野ですから、今季は“生まれ変わった”つもりで取り組んでいるようですね」(前出の巨人番記者)

■西武のキーマン

 パ・リーグのペナント覇者、西武はどうか。

「キーマンは昨年、来日1年目を12勝1敗で飾ったニールですね。

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