2020年プロ野球「優勝請負人の実力査定」命運を握るのは誰? (1/3ページ)

日刊大衆

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 プロ野球のキャンプも、第2クールが終了。16日からはオープン戦が始まる。

「長年、キャンプを取材していると、“誰がペナントでキーマンになるか”が分かる。主力選手はもちろん、新戦力だったり、思いもよらない選手がキーマンだったりするので、毎年、これを探すのが楽しみなんだよね」(球界OB)

 キーマンが順当に活躍したチームがペナントを制するのは、言わずもがな。言い換えれば、彼らは「優勝請負人」なのだ。そこで今回は、キャンプにベタつきの記者や球界関係者の話を基に、注目選手の仕上がり具合をレポートしたい。

 まずは、リーグ連覇に燃える巨人から。

「チーム成績に直結するという意味では、韓国のSKワイバーンズから獲得した先発候補のサンチェスが、“最重要人物”になるでしょうね」(巨人番記者)

 サンチェスは昨季、韓国リーグで17勝を挙げた右腕。メジャー球団と競合の末、巨人が競り勝った。

「キャンプでは初日からブルペン入りし、150キロのストレートと、カーブ、スプリットを披露。制球もよいので、メジャー移籍した山口俊の穴を埋めてくれるはずですよ」(前同)

 球界では「韓国リーグでの実績は信用できる」が、定説になっているという。「巨人でも活躍したグライシンガーや、ソフトバンクのバンデンハークも韓国リーグ出身。韓国で活躍した選手は、大崩れしないんですよ」(スポーツ紙デスク)

 サンチェス以外にも、堅守巧打のパーラ、最速167キロの剛腕ビエイラと、巨人の補強は外国人が中心だった。キャンプで檄を飛ばす原辰徳監督は、「外国人選手の印象が非常にいい」と相好を崩しているが、長嶋茂雄終身名誉監督も、今季は外国人選手に期待を寄せているという。

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