ネガティブな思考にとらわれたら、まずは一呼吸。イライラを脱するために (5/5ページ)
――本書『怒りにとらわれないマインドフルネス』をどのような方に読んでほしいですか。
藤井:本書のテーマは「怒り」ですから、まずは「怒り」で困っている人に読んでいただきたいですね。怒りを抑えることができず、キレてしまう人は、マインドフルネス瞑想を続けることで怒りの問題から解放されると思います。
次に、めったに怒らない人。つまり、怒りを抑えることに成功している人です。このタイプも危険なんです。我慢には限界があり、我慢強いほど心の中のストレスがたまりやすいといえるでしょう。マインドフルネスによって「今、ここ」のちいさな不満に気づき、そしてその小さな不満をためずに、怒りにまで育つ前に解消していくことが大切です。マインドフルネスはそのための武器になるでしょう。
マインドフルネスのように生きるための基本的なツールは、すべての人に身につけてほしいと思います。それも人生のうちになるべく早い段階で身につければ、傷をため込むこともなく、軌道修正できるでしょう。だから、なるべく若い人に読んでいただきたいですね。
そして今は、このマインドフルネスを小学生の高学年の皆さんにも習慣づけてもらいたいと、本を執筆しています。そちらもぜひ注目してください。
(新刊JP編集部)