低出生体重児で生まれた赤ちゃん約6500人の命を救った“ニセ医者”がいる(ドイツ・アメリカ) (2/3ページ)

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image credit:New York Public Library

・アメリカに定住し、赤ちゃん展示を約40年間続ける

 クーニーは、以降複数の場所を旅して展覧会を行い、最終的に1903年にアメリカに定住。しかし当時のアメリカでは、保育器は一般的に有効な医療機器とはみなされていなかった。

 NYのコニーアイランドで、未熟児たちを保育器に並べた展覧会を始めたクーニーは、会場にやってきた客らから25セントを徴収し、赤ちゃんの治療に充てた。

 当時の保育器の維持費は、1日約15ドル(今日では400ドル)。25セントというお金はほんのわずかな足しにしかならなかったはずである。

 しかし、クーニーは保育器で治療を受ける赤ちゃんたちの親からは治療費を一切受け取らず、入場料と自らのお金でなんとか賄っていた。

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image credit:New York Public Library

 クーニーが使用していた保育器は、スチールとガラスでできており、内部の温かさは赤ちゃんが寝ているメッシュのベッドを加熱する温水ボイラーにより保たれていた。

 展覧会場は常に清潔が保たれた。母乳育児を推奨していたクーニーは、看護師らが飲酒や喫煙をしたとわかるとすぐに解雇した。
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