【召喚連載】メガテン大司教 鈴木一也の邪教の館 第11回「武漢コロナはウィルス兵器か?」 (3/10ページ)

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1918年に世界的に猛威を振るったスペイン風邪の致命率は2.5%だ」
マブ「あら、けっこう怖いのね」

大司教「この適度の致命率がウィルス兵器としては強みとされる。致命率が高いウィルスの感染は、あまり広がらん。感染者がすぐに亡くなってしまえば、それ以上拡散しないからだ。だがこのウィルスは、それだけでは収まらん危険性を持っているのだ」

マブ「スーパースプレッダーって言葉が降りて来たわ。一人から多くの人に感染する……」
大司教「しかも発症していない人からも感染するし、潜伏期間は最大14日……24日という発表もあるが、とにかく感染に気づかないまま行動した人が、ウィルスを撒き散らすのだ」

マブ「それって、一気に広がる可能性があるのね」
大司教「そのとおり。もし症状が出ない者からの感染が強ければ、致命率10%以上でも簡単に広がる。中国政府の発表した数字を計算すると、15%だという数字もある。しかし実際はもっとかも知れない」

マブ「そうね……致命率の数値は、まだ不明ってのが正直なところ。中国だと大気汚染の影響で、もともと呼吸器系に疾患のある人たちも多いのだし……」

マブ「でも、核兵戦争みたいに人類が滅んでしまうことはないのね」
大司教「確かに人類が滅びるようなことはない。ウィルス兵器はすべての命を奪う兵器ではないのだ」

マブ「本気で命を奪いに行かない兵器?」
大司教「現代戦は実際に砲火を交えなくとも、敵に様々なダメージを与える作戦が取られる。ウィルス対策で武漢市は閉鎖され、あらゆる経済活動が麻痺しているだろう? つまり経済的なダメージだけでも絶大な効果があるのだ」

マブ「武漢は中国の中心にある町。しかも交通の要衝ね。

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