視覚・聴覚・文字・運動。人にはそれぞれに適した4つの学習法が存在する
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人によって適した学習方法は異なる。何万部も売れたベストセラー本をそのまま真似しても、自分に合ってなければ学習効率は上がらないだろう。
ここではあなたの学習タイプの見分け方と、学習タイプ別の効果的に勉強をするヒントを見ていこう。
なお、当然4つのタイプに当てはまらない人も存在するだろうし、いくつか組み合わせるといい場合だってある。また、しばらくするうちに違う学習タイプにすり替わる場合もある。
・1. 視覚タイプ(空間的学習タイプ)
文章よりもイラストや図で説明してもらったほうが理解しやすいならこのタイプだ。視覚的に提示された情報の把握が得意なので、視覚タイプと呼ばれる。
空間的学習タイプともいい、暇つぶしに絵を描いたり、地図を読むのが好きだったりする人が多い。
▼オススメの勉強法
・文章を色分けすると情報を区別や、グループ化するのに役立つ。
・図でメモするのもいい。後で内容を思い出しやすくなるだろう。
・ドキュメンタリーや動画は、内容の理解を助けてくれる。

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・2. 聴覚タイプ(音声・音楽的学習タイプ)
耳から入ってくるとすんなり覚えられるのなら聴覚タイプだ。教科書を読むよりは、先生の話やポッドキャストを聴く方が内容が頭に入ってくるのではないだろうか。
自分の考えや意見を口に出して説明するのも得意なことだろう。
▼オススメの勉強法
・自分で口に出して勉強してみよう。内容を繰り返し口に出すことで、記憶が強化されていく。
・音声レコーダーは授業の内容を録音して、後で聴くのに便利だ。自分自身のメモがわりに使うこともできる。
・歌を利用すると、学習や記憶を助けてくれる。いろいろな機会に学習教材を大きな声で読み上げよう。

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・3. 文字タイプ(言語的学習タイプ)
文章を書くのも、読むのも、とにかく言葉大好きな人のことだ。語学が得意で、きっと豊富な語彙力が自慢なことだろう。
言葉を巧みに操って自分を表現するのもお手の物。未知の単語満載の分厚い辞書だって、あなたにとってはこの上ない娯楽だ。
▼オススメの勉強法
・教科書の内容を自分なりに言い換えて、まとめてみよう。
・じつは耳で聞いて覚えるのも悪くない。教科書を声に出して読んでみると、記憶に残りやすいだろう。
・意見を述べるのが得意だから、機会があればディベートに参加してみよう。あなたの学習スタイルをフルに発揮できる。

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・4. 運動感覚学習
見たり聞いたりよりも実際に体験したり、動いたり、触ってみたりなど、身体活動を伴って覚えるタイプの人だ。授業でいつも何かやっているようなら、このタイプかもしれない。
動きを要求される活動にはいの一番で手を挙げるかもしれない。ダンスやスポーツが得意な人が多く、グループ作業でも活き活きとすることだろう。
▼オススメの勉強法
・一般的な勉強法ではなかなかしっくりこないかも。このタイプの人には、動き回れて、ついでにそれが他人の迷惑にならないスペースが必要なのだ。静かな図書館よりは、共同作業スペースなどでの勉強が向いている。あるいは自分のベッドなども意外とオススメだ。
・誰かに教えてみよう。こうすると教材に深く関わることになるので、自分自身の理解も深められる。
・じっとしているのがあまり好きではないタイプなので、ときおり休憩を挟むのを忘れてはいけない。その間ちょっと一走りしてくれば、独創的なアイデアが浮かぶかもしれない。

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なお、こうした学習のタイプは絶対のものではない。しばらくするうちに違う学習タイプに変わっていたなんてことだってよくある。
それから、学習のやり方に唯一の正解なんてないということも覚えておこう。優れた教師なら、クラス全員がきちんと理解できるよう、いろいろなタイプの学習法を組み合わせて指導してくれるはずだ。
References:4 Different Types of Learners: Which Are You and How to Learn Easier? – Learning Mind/ written by hiroching / edited by parumo