地球に衝突するリスクのある地球近傍天体が11個特定される(オランダ研究) (1/3ページ)
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オランダ、ライデン大学の天文学者はスーパーコンピューターのニューラルネットワークを使用して、10,000年以上にわたって太陽系をモデルし、最終的に地球に衝突する可能性のある小惑星をシミュレートした。
その結果、地球に衝突するリスクのある地球近傍天体が11個特定されたという。現時点では危険ではないが、将来的には地球に衝突する可能性もあるそうだ。
・ニューラルネットワークで衝突の危険性を予測
『Astronomy & Astrophysics』(2月4日付)に掲載された研究は、ニューラルネットワークを利用したものだ。
まずスーパーコンピューターで、今後1万年分の太陽と太陽系惑星の軌道をモデル化し、それぞれの天体の相対的な位置関係を追跡。そのうえで、少しずつ”過去”へさかのぼりながら、もし地球から小惑星を宇宙へ放り投げたらどうなるのかシミュレーションした。
こうすることで、地球に衝突する可能性がある”仮想"小惑星の軌道ライブラリを作成し、この仮想ライブラリの中に現在の小惑星に相当するものがないかチェックする。
またこの仮想軌道ライブラリは、ニューラルネットワークに危険な小惑星を特定する方法を教えるためにも使われる。
最初の計算にはライデン大学のスーパーコンピューター「ALICE」が使用されたが、一度ニューラルネットワークの訓練が完了すれば、普通のノートPCでも危険な小惑星を探せるという。