西村知美「アイドル時代に朝帰りを」ズバリ本音で美女トーク (1/5ページ)
今号の表紙やグラビアだけでなく、インタビューにもご登場の西村知美さん。アイドル歌手としてデビューした彼女が当時を振り返り、今だから話せる出来事や人生2回目となる聖火ランナーに関する秘話を告白!
――2020年東京五輪の聖火ランナーに選ばれたんですね。
西村 はい、本当にうれしいです。山口県の聖火リレーのランナーですね。私は山口県宇部市出身なんです。
――聖火ランナーなんて、人生で一度あるかないかの大ごとですよね?
西村 いえ、実は人生で2回目なんです。1994年のリレハンメル冬季オリンピックで、私は日本代表として聖火ランナーに選ばれているんです(笑)。
――えっ、そうだったんですか。すごいですね!
西村 いえいえ。そのときは、元タレントの上岡龍太郎さんと石原良純さん、私の3人が日本代表だったんです。
――意外な組み合わせですね。どこを走ったんですか。
西村 スキーのジャンプ台の横を通る山道を走って登っていくんです。
――それは大変でしたね。
西村 はい。でも、走っている目の前に中継車があって、この映像が世界に流れるんだ、と思うとうれしかったです。前日には上岡さんが「朝6時に集合して、練習するぞ」とおっしゃって。
――おおっ。気合いが入っていますね。
西村 でも、それは上岡さんの冗談だったんです。宿泊していたホテルの部屋を出て、朝6時に集合場所に行っても誰もいなくて。置いて行かれたのだと思って、私も大急ぎで走り始めたんです。そうしたら、途中で道に迷ってしまって、ホテルも見えなくなっちゃって。
――あせっちゃいますよね。
西村 あたりはまさに雪一色の世界で……しかも海外ですから“もう、どうしよう”って思って。