サッカーとは違う? ラグビーの反則とゲーム再開方法 (2/6ページ)
「重い反則」をしたあとの試合の再開方法は、反則を受けたチームのスクラムかキック。「やや重い反則」とちがって、キックではゴールポストを狙って蹴ることができる。これを「ペナルティキック」という。ゴールキックが成功したら3点がもらえる。
◇「かなり重い反則」
「かなり重い反則」とは、「それ死んじゃうんじゃない?」とか「いやいやそれはないよね」というレベルの反則。これを連発したり、かなりやばいプレイをしたりすると、サッカーでいうイエローカード、「シンビン」(ラグビーの場合は10分間の一時的な出場停止)を食らうことになる。
たとえば昨年のW杯ラグビーの決勝トーナメント、日本対南アフリカ戦。“ガッキー”こと稲垣啓太をタックルしたあと、そのまま待ち上げてしまった南アフリカの1番ムタワリラがシンビンになり、目に涙をためて試合を見ていた姿は記憶に新しい。再開方法は「重い反則」と同じ。
◇どの反則なのかは「審判の笛の長さ」で判別
ほとんどの場合は、「軽い反則」か「重い反則」。だから、この2つを覚えておくといい。
審判が「ピッ」と短く笛を吹いたら「軽い反則」、「ピーッ」と長く笛を吹いたら「重い反則」。
ちなみに、サッカーでよくあるアドバンテージがラグビーにもある。反則が生じたときに、反則を受けた側が有利になっている場合に、そのままゲームを続けることだが、ラグビーはサッカーよりもアドバンテージが多用される。
審判が片手を横にあげているときはアドバンテージの合図。反則を犯したチームが有利になると、反則が生じた地点に戻って、ゲーム再開となる。これがまた、ラグビーをわかりづらくしている。
■「スクラム」で試合再開
反則について理解したところで、試合の再開方法「スクラム」と「キック」についてもっとくわしく見ていこう。まずはスクラムから。
◇「スクラム」にも決まった並び順がある
スクラムとはラグビーで、敵味方が8人ずつで押し合う場面。1列目が3人、2列目が4人、3列目が1人と、列ごとに人数が決まっている。