サッカーとは違う? ラグビーの反則とゲーム再開方法 (3/6ページ)
“グーくん”こと具智恩や、“ガッキー”こと稲垣、ドレッド堀江が1列目のポジションに当たる。それぞれ1、2、3番の背番号をつけているからわかりやすい。
スクラムの組み方を見ると、1列目の選手の股の間から、2列目の選手の手が伸びて、1列目の選手のお腹あたりのジャージを掴む形になり、女子的には「ちょっと……!」と思ってしまうが、そこは紳士のスポーツということで、冷静に。
◇「スクラム」は押し合い勝負
スクラムでゲームが再開される場合は、ほぼ反則があった場合だが、反則後のスクラムにボールを入れるのは、反則を受けた側のスクラムハーフ、背番号9番だ。
1列目の真ん中、背番号2番の選手が、そのボールを足で掻いて、自陣側にボールを入れる。そのボールをスクラムの最後尾、8番の選手の足の間からボールを出し、次にパスするのも9番の役割。
一見、決まったパターンのプレイだけど、スクラムには大きな意味がある。ゲーム中によく解説者が両チームの合計体重を比べたりするが、スクラムは基本的に力比べなので、押し勝ったほうが勝ちみたいなところがある。
スクラムを組む前の場所より相手陣地に近い場所で、プレイを再開したい。だから押し合う。押し合いがうまくいかず、押し負けそうになると、つい変な体勢になって、スクラムを壊すということになる。これも立派な重い反則になる。
押し勝てれば前に進める。ゴールライン際でスクラムを押しきれば、そのままトライ(5点)だってとれるし、相手が何回もスクラムを壊すと、ペナルティトライなんてこともある。
それに何より、スクラムに押し勝てば、チームの士気が一気に盛り上がり、試合に勝てる気になる。スクラムを組む選手たちがスクラムの練習を繰り返す理由も納得できる。
■「キック」で陣地を進める
ゲーム再開のキックにはいくつかの種類が考えられる。
◇ボールを前に進めるキック
単純にボールを前に進めるためのキックは、サッカーとあまり変わらない。自陣を進めるために使ったり、押し込まれて逃げたりするときに使う。