「飲み会での間接キスやめて」(意訳) コロナ対策で高知県が異例の声明...その理由は? (1/2ページ)

Jタウンネット

高知県が自粛を要請(画像はイメージ)
高知県が自粛を要請(画像はイメージ)

飲みの席で行われる高知県特有の文化「献杯・返杯」を皆さんはご存知だろうか。

お酒を注いでもらったらそれを飲み干し、相手に渡してお酒を注ぎ返す...。同じ杯でお酌をしあうという、他県民にはちょっとびっくりな風習だ。

2020年2月27日、高知県は新型コロナウイルス感染拡大の影響で献杯・返杯の自粛を呼び掛けるという異例の措置をとった。

 
高知県が自粛を要請(画像はイメージ)

この決定はツイッターでも話題となり、

「こんなの高知だけだろうなー」
「県外の方は意味がわからんよなw」
「飲み会は自粛しなくてもいいんかな?みんな、酔ってきたら献杯も返杯も普通にしだすと思うんやけど...」

といった声が寄せられている。

今回の件で献杯・返杯の文化を初めて知ったという人もいることだろう。Jタウンネットは3月2日、高知県健康長寿政策課の担当者に詳しい話を聞いた。

「間接キスなので...」

健康長寿政策課の担当者によれば、献杯・返杯には次のような意味がある。

「献杯」...基本的には飲んでいない杯を持っていき、それに酒を注ぐ
「返杯」...酒を飲み干し、杯を相手に返す。それに酒を注ぐ

高知県では、これがコミュニケーションの一つの方法として引き継がれてきた風習であるとのこと。場合によっては献杯・返杯を何度も繰り返し、その合間に話をするという。

これは職場や友人同士の飲み会、法事などあらゆる飲みの席で行われる。杯は日本酒の場合はおちょこ、ビールの場合はグラスなど様々だ。

「献杯といいつつも、若手が目上の人に行うとは限らないです。コミュニケーションのきっかけなので。例えば他の席に話をしに行くとき、杯とおちょこを持っていって杯を渡し、会話をスタートさせます」(担当者)

担当者によれば「職場の飲み会では若い人も一緒にやる」とのこと。今でも日常的に行われる文化のようだ。

また今回の自粛要請は、2月26日に首相が発表した「今後1、2週間が感染拡大防止に極めて重要であること」などを受けてのこと。

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