コロナで営業が回らない…。悩める中小企業に教えたい「展示会営業」のノウハウ (1/3ページ)
2020年は私たちの働き方にとって大きな転換の年になりそうだ。
それを促しているのが、新型コロナウイルスの流行だ。時差出勤や在宅勤務を命じる企業が相次ぎ、各企業で感染の抑止対策が打たれている。
ただ、この状況下で悩みどころなのが営業職だろう。
取引先との打ち合わせやコミュニケーションをどうすべきか。しかし、課せられるノルマは変わらない。SNSでもそうした悩みがつぶやかれている。もしかしたら、私たちは営業の方法を根本から変えるタイミングにいるのかもしれない。
展示会営業コンサルタントの清永健一氏は、著書『展示会のプロが発見!儲かっている会社は1年に「1回」しか営業しない!』(ごま書房新社刊)で、同じ業種の企業が一堂に会する展示会に自社のブースを出展し、そこから顧客を獲得する営業手法を提案する。
現在、新型コロナウイルスの影響によって中止になる展示会は多い。
しかし、清永氏が提唱する展示会営業の手法には、こうした状況だからこそ試したいものが多い。そのいくつかを紹介しよう。
(1)商品の売り込みではなく、相手の課題を解決する営業を
本書では、展示会での目を引くブースの作り方を伝授しているが、ここで書かれている清永氏の手法は、資料や通常の商談、そして、自社アピール動画などにおいても活用できるものだ。
例えば自社が売りたい商品を売るのではなく、相手の課題を解決する形で営業をする。相手の目を引くキャッチコピーを作る。記憶に残るための体験アトラクションの仕掛け方など。展示会のみに限らず、応用可能だ。
また、清永氏は展示会に赴き、企業のブースを体験しながら紹介する動画を制作。自身のチャンネルで公開しているが、このように自社をアピールする動画を作ってもいい。動画は体験を伝える格好のメディアだ。