膀胱が勝手にアルコールを醸造してしまう。一切お酒を飲まない女性の尿からアルコールが検出 (1/3ページ)

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膀胱が勝手にアルコールを醸造してしまう。一切お酒を飲まない女性の尿からアルコールが検出
膀胱が勝手にアルコールを醸造してしまう。一切お酒を飲まない女性の尿からアルコールが検出

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 その女性は一切お酒を飲まないと申告していた。にもかかわらず尿検査ではいつもアルコール陽性反応がでており、アルコール中毒を疑われていたが実はそうではなかった。

 この61歳の女性は、世にも奇妙な"膀胱発酵症"だったことが判明したのだ。つまり、膀胱でアルコールを含む尿をつくってしまう珍しい症状だ。

 これまで、腸内細菌が原因で腸内にイースト菌がたまってしまい、糖やでんぷんをアルコールに変換する「自動醸造症候群」という稀な疾患があることは知られていたが、膀胱でアルコールが醸造されていたのは初めてのケースである。
・アルコール陽性反応により肝臓移植を断られていた女性

 61歳のこの女性は、肝硬変と糖尿病を患っており、肝臓移植の待機者リストに登録を希望していた。しかし、どこの病院に行ってもいつも同じ壁にぶつかっていた。

 尿検査をすると必ずアルコール陽性反応が出てしまうのだ。これは、薬物中毒と同じ症状のため、医師からアルコール中毒だと判断され、肝臓移植待機者リストへの登録を断られていたのだ。

 しかし、この女性は一切お酒を飲んでいないと主張する。アルコール依存症の治療を勧める医師の言うことを無視して、女性は、ピッツバーグ大学医療センターを訪ねた。そこで、ついに本当の原因と治療法がわかった。

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・膀胱内でアルコールが醸造されていたことが判明

 ここでの尿検査の結果、アルコール分解時に生成されるエチルグルクロニドと硫酸エチルが陰性であることがわかった。
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