あなたが人生を「つまらない」と感じる理由 (2/5ページ)

マイナビウーマン

当時は今と違い、「つまらない」と呟くことは全く無かったが、逆にこのジェットコースターのような日々をいつ終えられるのだろうと淀んだ目で早朝の空を眺めていたのもまた事実だ。

◇心の底から「楽しい」と言える人の少なさ

そんな当時のわたしが求めていた生活をつまらなく思うも、お酒と色恋に溺れる歳が近い友人たちの様子を見聞きしても、決してその生活を送りたくないとも思うから、どれだけ自分勝手なのかと笑ってしまう。

というか、一見楽しそうで派手な生活を送っている人たちが本当に楽しいのかさえも甚だ疑問だ。みんながみんな、自分の生活に満足しているのか。心の底から「楽しい!」と言えるのか。

わたしはそうは感じられない。なぜなら、その人たちのような昔のわたしは、今よりもずっと深く、暗い退屈から逃れるのに必死だったからだ。

■つまらないと感じる本当の理由

わたしが「つまらない」とボヤきだすタイミングは、大体仕事が切羽詰まっている時期。偶然にも、今がまさにそれ。納品日が重なってしまい、低気圧やらのせいでやる気も起きない。出来ることならば、ずっと寝ていたい。

こうなると、悪循環が始まる。パートナーへの八つ当たりも増える。そして、自己嫌悪に陥り、自分の生き方さえも否定しだす。

◇「つまらない」の裏にある本心は?

起因は「仕事をしたくない」だが、この悪循環を唯一抜け出せる方法は「仕事を終える」だから、なんとも滑稽だ。自分でも不思議に思う。

言ってしまえば、たかが「仕事をしたくない」だけで人生までをも自己否定するなんて、話の飛躍にもほどがある。平常時に考えてみれば、ただただ謎。で、自分なりにそれについて分析してみた。

◇つまらないとは思考の逃避行である

わたしは「仕事をしたくない」人間ではない。むしろ、わたしの人生とは仕事があってのものだとさえ思っているくらい、ワーカーホリックの素質がある。

一度始めてしまえばガガガッとやり、月末に振り込まれた銀行口座の数字を見るのがこの上なく至高だ。

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