あなたが人生を「つまらない」と感じる理由 (4/5ページ)
定期的に人と会い、世間話や近況報告を行わないと精神がびっくりするほど荒んでいく。そして、人に会えば、これまたびっくりするほど回復する。
普段職場で人に会っている人でも、職場の人間以外と交流を持てる時間を作るのもいいかもしれない。孤独は煙草よりも身体に悪いらしいが、あながち間違いとも言えなさそうだ。
◇STEP3:映画館で映画を観る
動画サブスクサービスの普及により、映画館で映画を観る人が減少しているのはもう避けては通れない現実だ。
それでもわたしは、最低でも月一本は映画館で映画を観る。
スマホや誰にも邪魔されず、何かひとつのものに没入できる機会は現代においてそう多くは無い。それが、映画であれば2,000円以内で叶うのだからすごい。
一種のマインドフルネスとも言えるし、映画館の設備も日々進化しているのだから、たまにはそれを体感しに行くのも日常の中の非日常体験としておすすめしたい。
◇STEP4:日用品や消耗品にお金をかける
雑に選んだものに囲まれていると、いつしか自分の生活も雑になっていく。環境が人を作るとはよく言われているが、これはかかわる人間もそうだが、かかわる物も含むと考えられる。
特に大した理由もなく買った物、安いだけで買った物、こだわりなく買った物。そういった物に囲まれれば、自分の選択も自ずとそうなっていく。
何もいきなり高級家具を買えだとか、何万円もするボトルワインを買えだとか、そういうことを言いたいのではない。どうでもいいと思ってしまいがちな対象にも気を配れば、日常のどこにも「つまらない」なんて無いと気づけるのだから。
◇STEP5:金額の大きい買い物をする
数万円なのか、数十万円なのか、数百万円なのか。人によって“金額の大きい”買い物は違えど、支払い時にグッと息を飲んだり、身体が妙に熱くなったり、ハラハラしたりするような額のものだといい。
「買ってしまった……」という後悔と高揚感が入り混じるあの感覚を得られるくらいの買い物でないと、「よし、明日から踏ん張って頑張るぞ」とはなれないからだ。