「30年間の恋」の行方は? 波瑠・成田凌『弥生、三月』インタビュー (1/5ページ)

マイナビウーマン

「30年間の恋」の行方は? 波瑠・成田凌『弥生、三月』インタビュー
「30年間の恋」の行方は? 波瑠・成田凌『弥生、三月』インタビュー

取材・文:ameri、撮影:須田卓馬、編集:高橋千里/マイナビウーマン編集部

「3月」と聞いて、あなたはどんなイメージをするだろうか。

別れの季節、そして出会いへと向かっていく季節。そして、いろいろなことを決断する季節でもあるとわたしは思う。

2020年3月20日(金・祝)に公開を迎える映画『弥生、三月 –君を愛した30年-』は、そんな「3月」だけを切り取り、とある男女の16歳から50歳までの年月を描いた壮大な物語だ。

波瑠さん演じる結城弥生と成田凌さん演じる山田太郎(通称・サンタ)が、もがき苦しみながら、自分と、そしてまわりと向き合っていこうとする姿が印象的。

友情、夢、恋愛、仕事……。人生ってやっぱり一筋縄ではいかない。

劇中では、2人の気持ちがすれちがう様子のほか、楽しいだけじゃない、苦しいこともたくさんある「人生そのもの」が描かれていて、観終わったあとはしばらく放心状態になってしまった。

16歳から50歳という幅広い年代の人間をひとりが演じることは簡単ではない。2人はどのように演じ分けて、作中の“恋”をどう捉えたのだろうか。

30年かけてお互いを思い合う役を演じた、波瑠さんと成田凌さんに話をうかがった。

■年齢より、気持ちや状況で演じ分けた

――16歳から50歳までという長い期間を演じた本作。およそ30年間を演じ分けるうえで意識したことはあったのでしょうか? まずは、正しいことに真っ直ぐ突き進み、強い信念を持ち続ける女性・弥生を演じた波瑠さんから。

波瑠さん(以下、波瑠):特殊メイクはしなかったので、外見的なものといえば、年齢を重ねるごとにメイクでシミやシワを足したり、衣装の下に綿を入れたりしたくらいでした。

内面については、わかりやすく年齢を重ねることを表現するよりは、「弥生という女性が年齢を重ねていくとどうなるか」ということのほうが私にとっては重要でした。

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