「30年間の恋」の行方は? 波瑠・成田凌『弥生、三月』インタビュー (3/5ページ)
――成田さんご自身は、振る舞い方は意識しているんですか?
成田:全然考えたことないですね(笑)。現場では、なるべく早くスタッフさんの名前を覚えようと思っているくらいです。
■ 気持ちにフタをするだけが正解ではない
――劇中では高校生のときに、2人ともサクラに遠慮して想いを伝えない選択をしましたよね。波瑠さん・成田さんご自身は、誰かを好きになったらストレートに想いを伝えるほうですか? それとも弥生とサンタのように心に閉まっておきますか?
波瑠:「友だちが間にいようがまったくなんとも思いません」とも言い切れないし、だからといって自分の気持ちにずっとフタをするのがいいのかといえば、それが大正解ではないと思うので、シロクロつけるのはちょっとむずかしいですね。
とりあえず言えることは、その状況になったらすごく頭を抱えるとは思います(笑)。
――劇中では、サクラのことを思って「言わない」という決断をされたわけですよね。
波瑠:うーん、サクラを思って……というよりも、弥生に関してはサンタとの関係も「サクラありき」のものだったので、サクラを通して一緒にいるサンタが魅力的に見えていたんだと思います。
弥生とサンタだけがつながっているのではなく、3人でひとつの輪だったんですよね。なので、サクラを抜きにして考えることは、当時の弥生にとって無理だったのではないかな、と。
――なるほど。成田さんはいかがですか?
成田:波瑠さんが正解出しちゃったんで、「僕は……」とはなかなか言いにくいです(笑)。僕もその状況になってみないとわからないですけど、逆に自分自身がサクラの立場だったことならありますよ。
――そのときは、気持ちを告げられたんですか?
成田:状況は少し違いますけど、学生のときに「僕と前付き合っていた人」と付き合いたい、ということを友だちに言われました。「おっ?」とは思いましたね。
驚きましたけど、「時間が解決してくれることってあるんだな」と感じました。意外と、自分の気持ちは正直に言ってしまってもいいのかなと思います。