巨人の菅野智之、ソフトバンク柳田悠岐…プロ野球「魔球&打棒」本当の破壊力 (3/5ページ)

日刊大衆

本人はツーシームと言い張っていますが、あれは“フォーク”ですよ(笑)」

 現在の野球では、スライダーやカットボールといった球種が中心で、かつての変化球の代名詞カーブを投げる投手は、めっきり少なくなった。だが今なお、これを武器にする投手もいる。「長嶋さんは以前、“いいスライダーを持っている投手がカーブも投げるとなると、バッターとしては非常にやっかい”と、カーブの効果について語っていました」(ベテラン記者)

 そんなカーブの使い手として注目したいのは、広島のドラ1ルーキー・森下暢仁(22)だ。3月1日のオープン戦では、中日相手に3回1安打無失点と好投。他球団のスコアラーをクギヅケにした。「森下のカーブは縦に大きく割れる、昔で言う“ドロップ”です。キレがバツグンで、この球を見た張本勲さんは、早くも新人王候補に挙げていました」(前同)

 さらには、ソフトバンク・武田翔太(26)が投げる“急速カーブ”も覚えておきたい。「曲がってから加速してくる」(里崎氏)「急激に変化して、ボールだと思ったらストライクになる」(藪氏)

 2人の球界OBが口をそろえて称賛するだけで、その魔球ぶりが分かるだろう。

■ゴールデンルーキー佐々木朗希は大物の片鱗

 ウイニングショットといえば変化球というイメージがあるが、球界には“速球”を最大の武器にする投手もいる。その筆頭が、オリックス・山本由伸(21)だ。打者の手元でグーンと伸びる“怒涛のストレート”は、最速158キロを誇る。

「昨年、高卒3年目ながら、防御率1.95でタイトルを獲得。プレミア12でも、セットアッパーとして侍ジャパンの優勝に貢献しています。まさに、次世代の剛腕投手です」(前出の記者)

 その剛球は、敵であるソフトバンクの王貞治会長をも唸らせた。

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