豊かで穏やかな時間を得るために。エゴに人生の主導権を握らせない方法とは (1/4ページ)
今から14年前、それまで勤務していた会社で実績を出し、意気揚々と独立・起業した経営コンサルタントの西山公人さん。
しかし、すぐにビジネスに行き詰まり2億4000万円の負債を抱えてしまう。
そこで西山さんが手を出したのが、スピリチュアルの世界だった。
だが、とにかくスピリチュアルを実践するも、なかなか事態は好転しない。2015年には藁をもつかむ思いで、「引き寄せの法則」をテーマにブログを開設するもなかなか上手くいかない。
もがき続けて、もうダメだと思った2018年、転機が訪れて人生は一気に上昇していく。そこで何が起きたのか?
今回は、その顛末と「引き寄せの法則」の本質をつづった『2億4000万円の大赤字を「引き寄せ」で何とかしました!』(光文社刊)について、そして「心」と「エゴ」の関係について、西山さんご自身にお話をうかがった。
■自分のエゴに人生の主導権を握らせるな!――西山さんは「オレ、稼ぐ」という「心」の声に耳を傾けることで、それまで自分を支配していた「エゴ」(思考)から脱却し、営業方法を変えて売り上げを伸ばします。それは、「こだわりを捨てた」という風に考えていいのでしょうか?
西山:こだわりというか「こうしないといけない」と考えることをやめました。それまでは「自分でやればいい」と思っていましたが、不得意なことは人に振るようにしたりしています。
――「エゴ」と「心」は本書の核になるキーワードですが、息子さんの学資ローンの審査が落ち、「オレ、稼ぐ」と思った瞬間に初めて「心」の存在に気づかれたのですか?
西山:いえ、それ以前から瞑想をしていて、本当の自分は魂であり、エゴを観察する側だということは感づいていました。瞑想をしていると、プツッと思考が止まる瞬間があるんです。そこで「あ、エゴ=自分ではない。自分は魂(心)なんだ」ということに気づいていたんですね。