イカの模様はコトバだった?体色の変化でコミュニケーションをとるアメリカアオリイカ (2/3ページ)
イカが体色を変えるのは、保護色であったり擬態であったり、お互いにコミュニケーションをとっていたりなど、いろいろな理由が考えられてきた。模様のパターンだけでなく、変化させるスピードにも意味があるようだ。
今回のMBARIによる研究でわかってきたのは、仲間のイカが近くにいる時に激しい変化が起きるという点だ。狩りをするとき、お互いに模様のパターンを変えることで、「今からこの魚を襲うよ!」「邪魔しないで!」などといった、コミュニケーションをとっているのではないかと考えられている。
色が変わる仕組みについては、下の記事もぜひ参照してほしい。
「レッドデビル」の名にふさわしい、真っ赤な姿をした個体。