女性差別?女性を守るため?かつて日本に生理中の女性を隔離する「月経小屋」が存在した理由 (1/3ページ)

Japaaan

女性差別?女性を守るため?かつて日本に生理中の女性を隔離する「月経小屋」が存在した理由

「恥ずかしい」「穢れ」そんな考えのため多様化が遅れた日本の生理対策

以前日本の生理用品の歴史についてご紹介しましたが、現在日本女性の使用している生理用品は「ナプキン」がほとんどです。ナプキンと同じくらい古くから使用されている「タンポン」は、2割程度の女性にしか使用されていません。

日本の生理用品にも歴史あり!昔の女性は「生理の日」どうしていたの?

しかし欧米を見てみると「ナプキン」「タンポン」だけでなく、「月経カップ」「ムーンパンツ」など便利で多様な生理用品が使用されていることが分かります。

日本でも最近は「布ナプキン」など普及してきていますが、人によっては合わないこともあり、やはり選択肢の少なさは否めません。

(日本で初めて発売されたナプキン「アンネナプキン」/出典:女性雑誌の生理用品広告集)

日本で生理用品の選択肢が多様化しなかった背景には、日本社会に
「月経中の女性は穢れている」
「月経について口にするのは恥ずかしいこと」
という考え方が「常識」として存在していたことがあります。

このことは生理用品の選択の幅を狭めただけでなく、生理中の女性を隔離するための施設「月経小屋」まで作り出しました。

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