女性差別?女性を守るため?かつて日本に生理中の女性を隔離する「月経小屋」が存在した理由 (3/3ページ)

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しかし

・近所の人々にいつが生理の日かバレバレになってしまう
・隔離されている有様を、通りがかりの子供にまでバカにされる

などの屈辱的な思いをする女性も、決して少なくはありませんでした。

「月経小屋」が現代は消えていることからも、多く女性の感覚ではまさに「女性蔑視の象徴」であり、かなり屈辱的なものだったことがうかがい知れます。

生理中の女性を不浄として隔離する風習は、日本では1872(明治5)年に「今より産穢憚り及ばず候事」という法令が発布され、公式には廃止されました。
しかし現実には、第二次世界大戦後まで「地域の習俗」として残っていたようです。

出典

日本で生理用品が進化しなかったわけ 昔の女性も悩んでいた 江戸ガイド/下着を着けなかった江戸時代の女性。生理になったときの驚きの処理方法とは ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「月経小屋」

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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