長嶋&王、愛と憎しみの「60年ライバル秘話」 (1/3ページ)
急に球が荒れ始めて、すっぽ抜ける。イップスに悩む“阪神のエース”藤浪晋太郎(25)は、今季の復活に賭けていた。「春季キャンプで阪神の臨時コーチを担当していた山本昌がつきっきりで藤浪を指導しており、投球のすっぽ抜けも改善していたんですが……」(虎番記者)
ところが、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性反応が出たため、藤浪は緊急入院を余儀なくされている(4月2日現在)。
阪神では藤浪と行動を共にしていた伊藤隼太(30)、長坂拳弥(25)も陽性反応が出たため、入院している。
「各球団とも“次は、うちの番か……”と戦々恐々としています。症状が軽くても、感染が分かれば“一発アウト”ですからね」(球界関係者)
予定していた4月24日の開幕を早々に断念したNPB(日本野球機構)。「コロナ沈静化の見通しは立ちませんが、5月中に開幕できれば御の字でしょう。当初は反対するオーナーが多かった“試合数の調整”も不可避な情勢」(前同)
仮に開幕にこぎつけたとしても、これほど遅れが出ている現状では、スケジュールは過密になる。
「途中で主力が戦線離脱することも、十分考えられます。今季は選手層の厚いチームが有利になりますね」(前出の球団関係者)
開幕すら危ぶまれる今季ペナント。そこで今回も、長嶋茂雄(84=巨人軍終身名誉監督)と王貞治(79=ソフトバンクホークス会長)の苦難と栄光の歴史を紐解いていこう。